どういう事なのか

俺はそこまで顔に拘るほうではないと思う。原因は何だろうか。母も姉もそこそこに美人だから色々と麻痺しているのか*1。良くわからん。
普通に生活していて、『あ、この娘可愛いな』と思うことは良くある。
この前部活の打ち上げで行った某ファミレスの店員の女の子は2人ともめちゃくちゃ可愛かった。
でもまぁ、それはそこでおしまい。喪だから話かけて番号ゲットとかが出来ない…と言っている訳では、無い。
多分、その娘達に対する『可愛いな』と思ったのは『感覚』だったからだ。


あやせはるかは可愛い*2長澤まさみも、小倉さんちのゆうこりんも、永作博美も、昨日話したあのコも、そのコも、みんな…皆可愛い*3。でも、それは『感覚』に過ぎない。
早瀬を可愛いな、と思うのは『感情』。その違いだと思う。*4昔付き合っていたあのコよりも、その感情は強いもんだと思う。


その違いは『セックスしたいかどうか』…というか豚の交尾にならずに、相手の事を受け入れられるかどうか、という事だと思う。
早瀬は、『お互いを信頼していれば、それはとっても気持ちいい事なんだ』と言うような事を言っていた。それはそうだ。当たり前なんだ。


僕はそれを出来なかった。僕は、『僕』と『あの子』が違う人間なんだという事が最後までわからなかったのかもしれない。


だけど、今は違う。僕は『僕』と『早瀬』が違う人間だという事を知っている。
『僕』が『早瀬』について知っている事は少ない。僕が知らないところに想いを巡らせれば、落ち込んでしまう事もある。
でも、そんな事は当たり前だ。僕が『誰か』の全てを知る事が出来るはずはないんだから。
だって、僕は早瀬じゃないんだ。


僕は君の事を全部知っている必要はないんだ。そして君も僕の事を全部知って居る必要は無い。
君に知って欲しい事があったら僕は君に伝えるよ。君が僕に知って欲しい事があるなら、きっと君は僕に言ってくれる筈だから。


そんな夢みたいなこと言ってたら裏切られるぞ、と言われるかもしれない。そうだ、その通り。僕はそれで一度失敗している。だけど、僕はやっぱり信頼してしまっているのだ、早瀬を。


SEXFRIENDのトゥルールートを見てみれば良い。早瀬は高辺に伝えてくれた。あのエンディングは本当に小さな、そして途方も無く巨大な一歩だと、僕は思っている。

*1:何でウチの親父が母親と結婚できたのかは知らん

*2:俺の中では三次元版早瀬という事になっている。とりあえずポニテにしてくれ。NOW。

*3:可愛いとはちょっと違うが木村多江松雪泰子高木美保も…

*4:ごめん高辺キュン台詞借りた