童貞である事には夢がある

…ように思う。
まぁなんでこんな事を突然言い出したのかというと、友人との会話がきっかけである。
童貞である事には夢がある。多分、いや、きっとそうだ。
何故なら、あの頃の僕らは、ただ只管に女体を追い求め、懊悩し、そしてマスかいていた。馬鹿だ。*1
だけど楽しかった。中学も三年になるとちらほら卒業しちゃう裏切者が出てくる訳で、未経験の奴らは焦燥感に駆られるのである。
駆られるばかりで別にモテる訳じゃないのでエロい話をするだけである。本当にあの時の僕らはエロい話ばっかしてた。妄想とズボンの前の方を膨らませまくっていたわけである。それは渇望、それは迸る生命の輝きである。それは多分、今じゃ考えられないくらい純粋なモノだったように思う。
僕らは夢を見ていたのだ。妄想という名の夢の中でオンナノコのカラダは確かに綺麗に輝いていた。


そう、童貞である事には夢があるのだ。それは熱い渇望。迸る若き生命の輝きである。
それは救いなのだ。どんなに歳を取ろうと童貞であれば救いは訪れる。
何故なら彼らは未だ穢れを知らないからだ。多分(´A`)

*1:そして最悪だ