冬の時代を越えて

コチラを見て思ったのだけれど、TRPG界隈の外の人から見た認識ってのは所謂『冬の時代』で止まっているのだなぁ、と。*1

それには様々な理由があるだろうが、「プレイのわずらわしさ」が一つあると思う。それは、ルールが難解であるというよりも、セッションをするうえでのマスターも含めたプレーヤーの「世界観の統一」にあると思う。コンピュータRPGに比べて、TRPGでは世界観にプレイヤーの裁量範囲が多い。結果、感性の異なるサークルなどとのプレイには、感性のズレが生じやすい。それは、キャラクターの名前、行動規範、スキルの選択(ゲーム的な強さを追求するか)など多岐に渡る。「ロードス」のように、玄人が感性をすりあわせるような行為は、素人にはとても難しい。乱暴な言い方をすれば、「指輪物語」の世界をやりたい人と「スレイヤーズ」の世界をやりたい人が混在することもある。

との事なんだけれど、『指輪物語』と『スレイヤーズ』をやりたい人が最小限のすり合わせで問題なくプレイ出来るアルシャードってのはやっぱりスゲェシステムなんだなぁ〜と思ったわけです。*2

*1:俺は00年代から入ったのであんましその時代についてエラそーに言えないのだけれど

*2:基本的に今の国産て『お約束』とか『どっかで見たようなネタ』を盛り込んであるからすり合わせの必要が余りないよね。まぁ、ノリの違いとかはすり合わせは必要だと思うけども。